内視鏡は手術でどのように活用されているか
内視鏡の基本
内視鏡は、先端にカメラが搭載された細長く柔軟なチューブです。小さな切開口から体内に挿入し、大きな開腹手術を行わずに内部を直接観察できます。
診断手術への活用
体内を検査し、腫瘍、炎症、出血などの異常を発見するために使用されます。例として、胃カメラや大腸鏡検査が挙げられます。
治療手術への活用
内視鏡を通じて腫瘍の切除、損傷組織の修復、出血止止など、さまざまな治療が行われます。最小侵襲で精密に操作できる点が特徴です。
肥満手術(バリャトリック手術)
内視鏡は、胃の一部を切り取り小さなポーチを作り、残りの胃をバイパスさせる手術に利用されます。食事量を制限し、体重減少を促します。
婦人科手術
子宮摘出術、卵巣摘出術、卵管結紮術など、婦人科領域でも内視鏡が活用され、視野を確保しながら低侵襲で手術が可能です。
泌尿器科手術
膀胱鏡検査や前立腺生検、精管切除術(避妊手術)など、泌尿器系の診断・治療に広く用いられます。
耳鼻咽喉科手術
耳・鼻・喉の疾患の観察・治療にも内視鏡が使用され、細部まで鮮明に確認できます。
内視鏡の構造と機能
柔軟なプラスチックや金属で作られ、長さや直径は部位に合わせて多様です。多くの機種は内蔵ライトや拡大機能を備えており、手術部位を詳細に可視化できます。
