内視鏡検査はなぜ行われるのか?
内視鏡検査の目的
内視鏡検査は、細いチューブの先端に取り付けた小型カメラで体内を直接観察できる検査です。さまざまな疾患の診断や治療方針の決定に活用されます。
1. 消化器系の問題
食道、胃、大腸(結腸)を観察し、潰瘍、炎症、閉塞、腫瘍などを確認します。
2. 呼吸器系の問題
気管や気管支を調べ、閉塞、炎症、腫瘍の有無を評価します。
3. 婦人科系の問題
子宮頸部、子宮、卵管を観察し、嚢胞、筋腫、腫瘍などを検出します。
4. 泌尿器系の問題
膀胱や尿道を調べ、結石、閉塞、炎症、腫瘍の有無を確認します。
5. 神経系の問題
脳や脊髄を観察し、出血、腫瘍、その他の異常を検出します。
6. 心血管系の問題
心臓や血管を調べ、閉塞や先天性欠損、その他の異常を評価します。
内視鏡検査のリスク
内視鏡検査は安全性が高いものの、以下のような合併症が起こる可能性があります。
- 出血:内視鏡挿入や組織採取(生検)時に軽度の出血が起こることがあります。
- 穿孔:検査対象の臓器壁が穴を開くリスクは低いですが、完全に排除できません。
- 感染:内視鏡の挿入や生検に伴い、感染症が発生することがあります。
- アレルギー反応:染色剤に対してアレルギーを示す患者がまれにいます。
- 検査後の不快感:軽い腹部膨満感や違和感が数時間~1日程度で自然に改善します。
検査前に医師がリスクとベネフィットを説明し、同意を得ます。多くの場合、外来で実施され、検査当日に自宅へ帰宅できます。
