心臓の超音波検査(エコーカルジオグラム)を定義し、説明します
心臓エコー(心エコー)とは
心臓エコーは、エコーカルジオグラムとも呼ばれ、音波を利用して心臓やその構造を詳細に映し出す非侵襲的な画像診断法です。心腔、弁、血流パターンをリアルタイムで観察し、機能評価や異常の有無を判断します。
検査の流れ
1. 準備
検査前に、胸部に影響を与える衣服やアクセサリーを外していただきます。検査台に仰向けまたは横向きに横たわります。
2. ゲルの塗布
超音波プローブが接触する胸部に透明なゲルを塗布します。ゲルは音波を体内に伝える役割を果たします。
3. プローブの配置
技師が胸にプローブを当て、心臓のさまざまな断面を取得できるように位置を調整します。高周波音波が心臓組織に当たり、モニターに画像が映し出されます。
4. 画像取得
プローブの動きに合わせてリアルタイム画像が取得・表示され、心腔・弁・血流の様子が確認できます。
5. 計測・解析
心室サイズや心筋の厚さなどを測定し、駆出分画(EF)など心機能を示す指標も算出します。
6. 記録
取得した画像と測定データは全て記録され、医師が後日詳細に解析します。
検査全体は通常30〜60分で終了し、痛みはなく放射線も使用しないため、安全かつ有効な心機能評価手段として広く利用されています。
