女性から男性への性別適合手術(ファロプラスティ)

ファロプラスティとは、陰茎の形成や機能改善を目的とした外科手術の総称です。主に女性から男性への性別適合手術(SRS)の一環として行われますが、全てのFTMトランスジェンダーがこの手術を選択するわけではありません。

歴史

  • トランスジェンダーは古代から存在しましたが、女性から男性へのファロプラスティが実用化されたのは20世紀になってからです。最初の手術は1940年代後半にマイケル・ギリーズ医師によって行われました。その後、技術改良が重ねられ、現在に至ります。

手術方法

  • 男性から女性への手術が陰茎除去と人工膣の作成であるのに対し、ファロプラスティは「無から陰茎を作り出す」手術です。前腕、太もも、鼠径部などから皮膚や筋膜を移植し、血管や神経を新たな陰茎へ接続して血流と勃起機能を確保します。手術は数時間から数日にわたる複数段階で行われます。

心理的課題

  • 手術前には、心理的な適性評価が必須です。多くの外科医は、精神科医や臨床心理士からの診断書を求めます。手術費用や身体的負担が大きいため、代替的に服装や振る舞いでジェンダー表現を行う人も少なくありません。

以上のように、ファロプラスティは高度な技術と綿密な心理評価が求められる手術です。適切な情報とサポートを得た上で、本人にとって最適な選択をすることが重要です。

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