鼻用スプリントの種類と特徴

鼻スプリントは鼻の骨や組織を固定し、出血を抑えると同時に手術後の癒着を防止します。形成手術(鼻整形)や外傷、先天的な鼻中隔のずれの修復後に使用され、外部型と内部型があります。

プラスチック製スプリント

外部に装着するプラスチック製スプリントは、シリコン製インサートに比べ刺激が少なく、患者への不快感が低減します。熱可塑性プラスチックに柔らかいフォームを覆った構造で、患者の鼻孔サイズに合わせてカットします。裏面には接着剤が付いており、治癒期間中に一時的に外すことも可能です。

アルミニウム製スプリント

外部用アルミニウムスプリントは、内部にアルミニウムコアを持ち、柔らかいフォームで覆われています。サイズは数種類の標準規格のみですが、金属特有の硬さにより、最近修復された鼻骨や軟部組織をしっかり保護します。翼部分の接着剤で鼻に固定し、必要に応じて取り外すことができます。

手術用スプリント

手術中は、出血を抑えるために一時的なプラスチック製スプリントが使用されます。柔らかいシリコン素材で作られ、鼻腔を開いたままにし、軽い圧迫で血液が気道を塞ぐのを防ぎます。手術終了後はスプリントを外し、縫合で鼻の構造を固定します。特に開放鼻形成術(外部切開)で多用されます。

シリコン製スプリント

英国ロイヤル・ナショナル・スロート・ノーズ・アンド・イヤー・ホスピタルの調査によると、シリコンは最も一般的に使用される素材です。手術後に両鼻孔に短期間(約1週間)装着し、鼻中隔や鼻腔壁の癒着を防ぎます。小規模な手術ではスプリントを使用しないこともあります。シリコンスプリントは薄い接着テープと一本の縫合で固定し、通気性を確保するために小さな穴が開いています。

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