患者に適した吸引カテーテルのサイズ選び方

1. 患者の年齢と体格

・新生児・小児:直径5〜6フランス(Fr)のカテーテルが一般的です。

・幼児:6〜8Fr が目安です。

・学童・思春期:10〜12Fr が適しています。

・成人:12〜16Fr が標準的です。

2. 気道の部位とサイズ

口腔・咽頭(オロファリンジアル):曲がった先端の10〜14Fr カテーテルが適しています。

鼻腔・鼻咽頭(ナゾファリンジアル):不快感や外傷を防ぐため、6〜8Fr の細めのカテーテルが推奨されます。

気管・気管支(トラケオブロンキアルツリー):深部まで吸引する場合は、成人で14〜16Fr、子供では10〜12Fr のカテーテルを使用します。

3. 分泌物の量と性状

・薄い分泌物:小径のカテーテルで十分です。

・粘性が高い、または大量の分泌物:効果的な吸引のために太めのカテーテルが必要です。

4. 実際の選択ポイント

患者の個別の状態や治療チーム(医師・呼吸療法士)の指示に従い、適切なサイズと吸引技術を選択してください。安全かつ効果的な吸引を行うためには、サイズ選びだけでなく、吸引圧や時間にも注意が必要です。

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