陰茎形成術(ファロプラスティ)とは何か?

対象者

陰茎形成術は、様々な理由で陰茎に問題を抱える男性が受けます。2008年の『Advances in Urology』の研究によると、性交時に挿入できないほど短い「重度の陰茎不足」は心理的・性的機能に深刻な影響を与えるため、手術が必要とされています。その他、先天性欠損や外傷で陰茎が失われたケース、トランスジェンダーの女性から男性への性転換(FTM)で陰茎を持ちたい人、またパートナーや自己肯定感を高めるためにサイズアップを望む人も対象です。


手術方法

陰茎が全くない、または失われた場合、最も一般的なのは「自由ラジアル前腕皮弁法(RTFF)」です。患者の前腕から皮膚を採取し、管状に形成して陰茎を作ります。その後、尿や射精が可能になるように泌尿器科的な再建が行われます。


長さの増加

重度の陰茎不足や個人的な長さ向上を希望する場合、陰茎延長術が行われます。勃起組織は骨盤にまで伸びており、これを前方に引き出すことで、勃起時・弛緩時ともに約3.8cm(1.5インチ)程度長くなります。


太さの増加

太さ(周囲)を増やす手術は2種類あります。1つは自体脂肪移植で、患者自身の脂肪を陰茎組織に注入します。もう1つは組織移植で、皮膚下に移植片を入れ、時間とともに元の組織と融合させます。


合併症

手術全般にリスクは伴いますが、陰茎形成術特有の合併症として、神経損傷による感覚低下や勃起障害、排尿・射精機能の障害があります。また、感染や不適切な手術技術により瘢痕が残ることもあります。

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