概要

ラブラムは肩関節のソケットを囲む線維軟骨で、鎖骨と上腕骨をつなぎます。外傷や激しいスポーツで裂けることがあります。修復手術は関節鏡下手術と開放手術の2種類があり、損傷の程度で選択されます。開放手術は関節鏡下手術に比べて傷跡が大きくなる傾向があります。

必要なもの

  • 形成外科医(または皮膚科医)

手順

  1. 医師への相談

    まずは担当外科医と瘢痕除去を専門とする医師に相談し、適切な治療法を検討します。ラブラム修復手術後の完全回復には最大で5か月かかり、傷の治癒段階と筋力・可動域の回復を見極めることが重要です。

  2. 除去方法の選択

    瘢痕の種類・大きさ・部位に応じて、以下のいずれか、または組み合わせで治療します。

    • シリコンシート:シリコンを貼付した自己接着パッチで傷口を保護し、瘢痕形成を抑制します。ラブラム手術後のケアとして併用可能です。
    • レーザー治療:皮膚表面の瘢痕に照射し、組織を柔らかくして新しい健康な皮膚の再生を促します。
    • 外科的除去:瘢痕が大きい、深部にある、または頻繁に動く部位にある場合は、外科的に切除します。手術前に血液検査や全身評価を行い、必要に応じて薬剤や食事・生活指導を調整します。除去後は皮下層ごとに吸収性縫合糸で閉鎖します。
  3. 術後のケア

    手術後は感染防止と再開裂防止のため、創部の管理が重要です。胸痛、呼吸困難、不整脈などの症状が現れた場合は速やかに医師の診察を受けてください。