医師が手首に指を置く理由とは

脈拍の確認

医師は患者の手首の内側にある橈骨動脈(手首の外側)に指を当て、脈拍を測ります。これにより心拍数(1分間の拍動回数)を把握でき、安静時の正常範囲は60〜100回/分です。運動や発熱、ストレスなどで心拍数は上昇します。

血圧の測定

手首に指を置くことで、血圧測定の準備や血流の状態を確認します。成人の正常血圧は120/80 mmHgとされていますが、加齢、喫煙、肥満などの要因で上昇しやすくなります。

心雑音の聴取

手首に指を軽く当て、心臓の拍動に伴う微細な音や振動を感じ取ることがあります。心雑音は弁膜異常や先天性心疾患、感染症などさまざまな原因で生じます。

その他の健康状態のチェック

脈拍や血圧以外にも、手首の感触から貧血、脱水、甲状腺機能異常などを示唆する兆候を確認します。皮膚の色や温度、張力などを総合的に評価し、必要に応じて追加検査へつなげます。

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