整形手術がもたらす深刻な副作用

整形手術は、かつては先天的欠損や外傷の修復を目的としていたものが、美容目的へと広がり、鼻整形やフェイスリフト、乳房手術などが一般的になっています。しかし、外科手術全般に言えるように、重篤な副作用のリスクが伴います。

感染症

皮膚が切開され内部組織が露出すると、細菌感染のリスクが生じます。滅菌された器具と清潔な手術室でも、完全に感染を防げるわけではありません。切開部や縫合部は感染経路となり得ます。軽度の感染は市販薬や抗生物質で治療できますが、重症化すると入院が必要です。

瘢痕(傷跡)

皮膚に切開や切除を行う以上、傷跡は避けられません。外科医はできるだけ小さな切開(腹腔鏡手術など)や目立たない部位での手術を選び、傷跡を最小限に抑えようとします。しかし、乳房インプラントや縮小手術などでは、角度や光の当たり方で目立つ瘢痕が残ることがあります。

神経損傷

手術中に神経が切断されたり損傷したりすると、感覚の一部または全体が失われます。たとえば乳房インプラント手術で乳頭や乳輪への神経が傷つくと、性的刺激時の感覚が低下することがあります。神経損傷は稀ですが、起きた場合は永続的になることが多いです。

アレルギー反応・重篤な副作用

術後の疼痛や腫れを抑えるために投与される薬剤に対して、アレルギー反応が起こることがあります。軽度の咳や発熱から、じんましん、最悪の場合は死亡に至ることもあります。また、全身麻酔は稀に致命的な合併症(例:麻酔中の呼吸停止)を引き起こすリスクがあります。さらに、稀ですが「中毒性ショック症候群(TSS)」と呼ばれる感染症が発症すると、致死率が高くなります。

手術結果が期待通りでないケース

整形手術の結果は保証されません。腫れや内出血が落ち着いた後の見た目は、術前のイメージと異なることがあります。フェイスリフトで不自然に見える、鼻整形で鼻が歪む、乳房インプラントが予想とサイズ違いになるなど、期待外れの場合は再手術が必要になることが多く、追加費用とリスクが増大します。

まとめ

整形手術は外見を改善する手段ですが、感染、瘢痕、神経障害、アレルギー、予期せぬ結果など、さまざまなリスクを伴います。手術を検討する際は、十分な情報収集と信頼できる医師との相談が不可欠です。

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