トリガーフィンガー手術で期待できること
手術前の準備
担当医から手術に向けた指示が出ます。主な内容は以下の通りです。
- 手術前の一定時間の絶食(食事・飲み物の禁止)
- 特定の薬やサプリメントの中止
- 手術前夜にシャワーを浴びる
- 病院へは動きやすい服装で来院する
また、以下の検査が必要になる場合があります。
- 血液検査
- 尿検査
- 心電図(ECG)で心拍リズムの確認
- 胸部X線検査
手術中の流れ
トリガーフィンガー手術は日帰りで行われ、手術時間は約30分から1時間です。
- 全身麻酔(または局所麻酔)で意識を失った状態で手術を行います。
- 手のひらまたは指に小さな切開を入れます。
- 肥厚した腱鞘(プーリー)を切開し、指のロックを解除します。
- 必要に応じて瘢痕組織や炎症組織を除去します。
- 切開部は縫合または外科テープで閉じます。
手術後の経過
手術後は回復室で数時間観察され、合併症がなければ同日中に退院できます。
- 手や指に軽度の痛みや腫れが生じることがあります。
- 疼痛コントロールのための鎮痛薬が処方されます。
- 退院後は指や手を高く上げ、腫れを抑えるよう心掛けます。
リハビリと回復期間
- 腫れを抑えるため、数日間は手や指を高く保ちます。
- 治癒を助けるため、数週間はスプリントや固定具を装着します。
- 過度な負荷は数週間避け、医師の指示に従って徐々に活動を再開します。
- 術後のケアやリハビリについては、担当医の指示を必ず守ってください。
手術のリスク
手術全般に伴うリスクはありますが、トリガーフィンガー手術での重大な合併症は稀です。主なリスクは以下の通りです。
- 出血
- 感染症
- 神経や血管の損傷
- 持続的な痛みや関節拘縮
- 再発
成功率
トリガーフィンガー手術は高い効果が期待でき、約95%の患者が症状の完全な改善を実感しています。
