レチノスキシスとは?
レチノスキシスとは
レチノスキシスは、眼球の後部を覆う光感受性組織である網膜が二層に分裂してしまう疾患です。分裂した層が再び接合することもありますが、多くの場合は分離したままです。
レチノスキシスのタイプ
X連鎖性若年性レチノスキシス(XLRS)
最も一般的なタイプで、主に男性に発症します。遺伝性が高く、症状は子供時代に現れ、時間とともに進行することが多いです。
加齢性レチノスキシス
高齢者に見られるタイプで、加齢や近視に関連して徐々に発症します。こちらも最も頻度が高いタイプです。
主な症状
- 視界がぼやける
- 周辺視野(側方視野)の低下
- 夜間視力の低下
- 読書時の困難
- 漂浮物や斑点が見える
診断方法
包括的な眼科検査で診断します。主な検査項目は以下の通りです。
- 視力検査
- 眼圧測定
- 眼底鏡による網膜観察
治療と対策
根本的な治療法はありませんが、症状の緩和や合併症の予防が可能です。
- 屈折異常を矯正するための眼鏡やコンタクトレンズ
- 網膜剥離が起きた場合の手術
- 拡大鏡や明るい照明などの低視力補助具の使用
予後と生活上の注意点
症状の重症度により予後は異なりますが、多くの患者は視力を保ちます。定期的な眼科検診で早期発見・管理を行うことが重要です。
