斜視の幼児に対する手術前の非外科的治療法
斜視の幼児に行う主な非手術的治療
斜視は早期に適切な治療を行うことで、視力の発達や眼位の改善が期待できます。手術が必要になる前に、まずは以下のような非外科的アプローチが試みられます。
パッチング療法
弱い方の眼に対し、1日数時間パッチ(遮光テープ)を装着します。これにより、弱視になりがちな眼が強く働き、視力と眼位の改善が促されます。
眼球運動訓練
眼筋の協調性やアラインメントを高めるために、専門家が指導する視覚訓練を行います。ゲーム感覚のエクササイズや特定の焦点合わせ練習が含まれ、子どもが楽しく取り組めるよう工夫されています。
眼鏡やプリズムレンズの使用
屈折異常(遠視・近視・乱視)が斜視の原因となっている場合、適切な度数の眼鏡で矯正します。また、眼位のずれを補正するためにプリズムレンズを併用することもあります。これにより、眼球の位置が自然に整いやすくなります。
これらの治療は、眼科医や視能訓練士と連携しながら個々の状態に合わせて計画されます。定期的な検査とフォローアップが重要です。
