インフィニティ・ウォークの実践方法
インフィニティ・ウォークの実践方法
臨床心理療法士で行動医学の専門家であるデボラ・サンベックが1980年代に考案した「インフィニティ・ウォーク」は、8の字(∞)を歩きながら視覚刺激に目を向けることで、脳の複数領域を同時に活性化させ、心身の健康を促進するとされています。
必要なもの
- 椅子2脚
- 大判のクラフト紙(ブッチャーペーパー)
- テレビまたは同等の視覚刺激装置
手順
-
ステップ1:コースの設置
床にクラフト紙を敷き、歩行できる大きさの8の字を描きます。サンベックは、図形の上部と下部の中心に椅子を置くと、歩行経路の目安になると推奨しています。
-
ステップ2:視覚刺激の配置
8の字の左右(北-南軸に対して90度)に視覚刺激を置きます。臨床現場ではフラッシュカードや視力表が使われますが、家庭ではテレビ画面を利用すると手軽です。
-
ステップ3:歩行と視線の同期
テレビを点灯させ、8の字を歩きながら腕は足と逆方向に振ります。歩行中は目線をテレビ画面に固定し、首を回して画面を追い続けます。これにより脳がマルチタスクを強いられ、神経ネットワークが刺激されます。1日5分、または週3回15分程度を目安に、通常のエクササイズ感覚で取り入れましょう。
-
ステップ4:刺激の強化
刺激を段階的に高めることで効果を持続させます。例として、フラッシュカードに書かれた文字や数字に関する質問を行う、歩行中にボールを投げ合うなどがあります。刺激が増えるほど、脳は慣れずに活性化し続けます。
インフィニティ・ウォークは特別な設備が不要で、家庭でも手軽に始められるセルフケア手法です。ぜひ日常に取り入れて、脳と体の両方をリフレッシュさせてみてください。
