血液輸血時のエアロックは危険か?
血液輸血時にエアロック(空気塞栓)が起こると、非常に危険です。
エアロックとは、輸血中に空気が血流に混入する状態を指します。主に血液バッグを逆さまに吊り下げた際、重力の影響で空気がバッグ内部に入りやすくなり、これが原因で空気が血液と共に体内に注入されます。
このように血液が体内に入るはずが、代わりに空気が静脈や血管に流れ込みます。小さな空気塞栓はほとんど症状を示さず、体内で自然に吸収されることが多いですが、一定量以上の空気が体内に入ると深刻な症状を引き起こす可能性があります。
空気塞栓の症状と危険性
塞栓の大きさ、位置、血流への影響度合いにより症状は多様です。特に大きな空気塞栓は、呼吸困難や胸痛、意識障害、血圧低下などの重篤な症状をもたらすことがあります。
対処法
大量の空気塞栓が疑われる場合は、すぐに100%酸素吸入と点滴による血液量の補充が推奨されます。必要に応じて、気胸や血管内の空気を除去するための外科的処置が行われることもあります。
