心拍数と呼吸を調節するのは延髄です
延髄(えんずい)は脳幹の最も下部に位置し、脊髄に近い部分です。心拍数や呼吸、嚥下、くしゃみ、咳など、生命維持に不可欠な多くの機能を制御しています。
延髄の働き
延髄は自律神経系の中枢として、以下のような機能を調節します。
心拍数と血圧の調整
心拍数や血圧を一定に保つため、心臓への神経信号を送ります。
呼吸の制御
呼吸のリズムを決める呼吸中枢から、肺の筋肉を動かす神経へ指令を出し、吸息と呼気を調整します。
その他の自律機能
嚥下、嘔吐、くしゃみ、咳などの反射も延髄が司令を出します。
恒常性(ホメオスタシス)の維持
延髄は体温や血流を調整し、内部環境を安定させる役割も担っています。血液の循環や皮膚への血流をコントロールすることで、体温調節を助けます。
このように、延髄は私たちの生命を支える中心的な部位であり、日常の無意識的な活動を支えています。
