ローマカモミールとイングリッシュカモミールの見分け方
カモミールは、薬用・芳香植物として最もポピュラーなハーブの一つです。代表的な種として、イングリッシュカモミール(Chamaemelum nobile)とローマカモミール(Matricaria chamomilla)があり、どちらも可憐なデイジー状の花と、リンゴを思わせる独特の香りが特徴です。薬効も似通っているため、ハーブティストやエッセンシャルオイル製造者はしばしば同等に扱いますが、実は見た目や成分にいくつかの明確な違いがあります。以下に、両者を簡単に判別できるポイントをまとめました。
ローマカモミールとイングリッシュカモミールの見分け方
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成長形態の比較
ローマカモミールは多年草で、低く広がる草本です。葉は密集し、地面を覆うように成長します。一方、イングリッシュカモミールは一年草で、直立した茎が高く伸び、葉はまばらに配置されます。ローマは高さ約30 cm、イングリッシュは60〜90 cmほどに成長します。
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花の形状の比較
ローマカモミールの花は中心部が平らな円盤(受容体)を持ちますが、イングリッシュカモミールの花は丸みを帯びたドーム状の受容体です。
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受容体を断面で確認
花の受容体を横に切ってみます。実体が固く詰まっていればローマカモミール、中心が空洞になっていればイングリッシュカモミールです。
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エッセンシャルオイルの色で判別
両種とも青みがかったエッセンシャルオイルを生成しますが、ローマカモミールは抽出直後に淡い青色、イングリッシュカモミールは濃いインク色の青になります。
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主要成分の違い
ローマカモミールはアルコール類が多く含まれ、イングリッシュカモミールは抗炎症作用の高いカマズレンが豊富です。
