カレンデュラ抽出物の特性と利用法

カレンデュラ(ポットマリーゴールド、マリーゴールド、ホリゴールド、メイバッドとも呼ばれる)は、古くから多くの文化圏で利用されてきた一年草です。装飾用としても人気がありますが、料理、アロマテラピー、治療目的でも広く活用されています。本稿では、カレンデュラ抽出物の主な成分と、内服・外用を含む様々な利用法を紹介します。

成分

  • ベータカロテン、カロテノイド、イソクエルシトリン、ナルシシン、ルチン、アミリン、ルペオール、ステロール、揮発性オイルなどが含まれます。
  • 花には免疫刺激作用を持つ複合多糖類も豊富に含まれています。

外観

  • カレンデュラの花は、枝分かれした茂み状の茎から生え、鮮やかな黄橙色を呈します。主に夏から秋にかけて開花し、花全体や花弁が抽出の対象となります。
  • 抽出はアルコールと水を用いて行われ、医療用途に広く利用されます。

内服用途

  • 口内や咽喉の潰瘍に対するうがい治療に使用されます。
  • 胃潰瘍、月経障害、腺腫、肝炎、骨盤炎症性疾患(PID)などの改善にも役立つとされています。

外用用途

  • 軟膏やチンキとして、湿疹、結膜炎、酵母感染、ヘルペス、歯肉炎、白癬、乳児頭皮炎(頭部のかさぶた)、足白癬などの皮膚トラブルに使用されます。
  • 免疫刺激作用を利用し、やけど、各種皮膚疾患、痔核(痔)の治療にも応用されます。

その他の利用法

  • アロマテラピーでは、皮膚の回復を促す目的でカレンデュラエキスが使用されます。エキスはアプリコットオイルやアーモンドオイルに花弁を浸漬させて抽出します。

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