ガス(膨満感)を和らげる自然療法
平均的な人でも1日1〜4パイント(約0.5〜2リットル)のガスが発生します。主な原因は食事中に飲み込む空気と、大腸内の腸内細菌による食物の分解です。過敏性腸症候群などの重篤な疾患がない限り、ガスや膨満感はハーブやスパイスで手軽に緩和できます。
生姜
生姜は黄色がかった緑色の根茎で、スーパーマーケットの野菜コーナーで手に入ります。吐き気や胃のむかつきに効くことで知られていますが、消化管の刺激によるガスにも効果的です。生姜は唾液と胃液の分泌を促し、消化管をコーティングして鎮静させます。
作り方:1インチ(約2.5cm)程度の生姜をすりおろし、沸騰した水2カップに加えて、はちみつとレモンで味付けすれば、自然なガス緩和ティーの完成です。
苦味ハーブ(ゲンチアナ、セントゥリア、カモミール、ヨモギ)
苦味ハーブは消化液の分泌を刺激し、ガスによる痛みを和らげます。ゲンチアナはリキュールや炭酸飲料Moxieの風味付けにも使われ、胃のむかつきを鎮め、ガスを減少させます。セントゥリアは同様に消化不良に有効で、下剤としての作用もあります。
カモミールティーは就寝前に飲むとリラックス効果があり、苦味が胃液分泌を促進してガスを軽減します。ヨモギはウィローバームに似たハーブですが、同様の抗ガス効果があります。
これらのハーブは乾燥茶やサプリメントとして、健康食品店やスーパーマーケットの自然食品コーナーで入手しやすいです。
香辛料の種(フェンネル、キャラウェイ、クミン、アニス)
フェンネルやクミンの種子に含まれる精油は腸平滑筋の痙攣を抑え、ガスの発生を防ぎます。アニスやキャラウェイの種子も同様の抗痙攣作用があります。ドイツのハーブ医薬品ガイド(Commission E)では、フェンネル、アニス、キャラウェイが胃腸の不快感緩和に高い効果があると認められています。
キャラウェイはアイリッシュソーダブレッドなどのベーキングに頻繁に使用され、クミンやスターアニスはインド料理やアジア料理でよく見られます。
