ホメオパシーで用いられるフィトラッカ・デカンドラの効能と注意点

フィトラッカ・デカンドラ(別名:ポーク、ポークウィード)は、暗紫色で平らなベリーをつける多年草です。土壌が乱された場所、例えば土木工事現場や建設現場、住宅周辺や放置された土地に自然に自生します。全草が薬効を持ち、ベリーはジュースに、葉は湿布に、根は最も利用価値が高く、茶やトニック、チンキとして用いられます。

腺(腺腫)に対する効果

ABCホメオパシーによれば、フィトラッカ・デカンドラは腺の腫れや熱感、炎症を緩和します。扁桃腺の腫れや扁桃炎、潰瘍性喉頭炎、胸部や乳房の炎症、皮膚の灼熱感、リンパ節の腫脹、授乳中の乳腺炎、眼の炎症(ものもらし)などにも用いられます。

疼痛(痛み)に対する効果

右肩の撃つような痛みや腕を上げにくい硬直、腎臓部の鈍い痛み、湿気が多いときの腰背部の痛み・こわばり、全身の突発的な疼痛を緩和するとされています。

皮膚症状への効果

ハーバルトランジションズによれば、フィトラッカは体内のカタボリック老廃物の排除を促進し、内在感染が原因の膿瘍や、湿疹・乾癬、関節炎などの症状に有効です。抽出エキスを1〜10滴、1日1〜3回服用します。

精神・情緒面への効果

重度の抑うつ状態や、対人関係への無関心、社会的礼儀や日常生活機能への無頓着といった反社会的行動に対し、ホームオパシーで用いられます。

使用上の注意

葉に長時間触れると皮膚刺激を起こすため、湿布は短時間で取り除きます。抽出エキスの過剰摂取は嘔吐、胃腸刺激、眠気、脱力、血圧低下を招くことがあります。妊娠中や授乳中の女性は使用しないでください。

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