ホメオパシー製剤の概要と使用例

熱・ショック・不安

  • アコナイトは急性の発熱やパニック発作、恐怖、ショック、不安に使われる代表的なホメオパシー薬です。ヨーロッパや中央アジアに自生し、ウルフベインやモンクフッドとも呼ばれます。発熱時は「深い落ち着きがなく震える」などの症状がある場合に、30cのアコナイトを30分ごとに最大10回投与します。パニックや不安には2時間ごとに30cを最大10回投与します。

頭痛・関節痛

  • ブリオニアは頭痛や関節痛に用いられる植物由来の薬です。イギリスや欧州に自生する野生ホップとも呼ばれます。頭痛が「爆発的で後頭部まで広がり、動くと悪化する」場合、6cを1時間ごとに最大10回投与します。関節痛(関節炎や外傷)には30cを4時間ごとに最大10回投与します。

応急処置

  • アルニカ・モンタナは抗炎症作用があり、切り傷、擦り傷、打撲、捻挫に頻用されます。アルプス地域に自生。軽い切り傷や擦り傷には30cを2時間ごとに最大6回投与します。打撲には30cを10〜15分ごとに最大10回、捻挫や筋肉痛には30cを30分ごとに最大10回投与します。

子どもの健康

  • 乳児の生後の疝痛(げっぷでも改善しない)には、マグネシウムリン酸塩を6cで5分ごとに最大10回投与します。マグネシウムリン酸塩は硫酸マグネシウムとリン酸ナトリウムの混合物です。

    子どもの癇癪や過敏性には、シナ(レバントウィームシード)を30cで1日1回、最大7日間投与します。シナは東地中海からシベリアにかけて分布し、腹ばいにしたり抱っこすると症状が和らぎます。

風邪・インフルエンザ

  • ヌックス・ボミカは乾いた咳、くしゃみ、喉の痛みを伴う風邪に6cを2時間ごとに最大4回投与します。インフルエンザの発熱や喉の痛みには、ベルダナを30cで2時間ごとに最大10回投与します。ベルダナは北米や欧州・アフリカ・アジアに自生するデッドリーナイトシェードです。

使用上の注意

  • 慢性疾患に対して自己判断でホメオパシー薬を使用しないでください。必ず資格を有するホメオパスに相談し、適切な薬剤と用量を確認してください。

    本記事の情報は参考目的であり、医療専門家の診断・治療の代替となるものではありません。

ホメオパシー - 関連記事