閉経期の冷え性フラッシュに対するホメオパシー治療
冷え性フラッシュとは?
閉経前後(更年期)に起こる血管運動症状(vasomotor symptoms)の一つで、体温調節が乱れ、熱感(ホットフラッシュ)の後に急に寒さを感じる現象です。ホルモンの変動により視床下部が不安定になり、体温を一定に保つことが困難になると考えられています。冷え性フラッシュが起きると、厚着をしたくなるほどの寒さを感じます。
冷え性フラッシュの治療法
冷え性フラッシュはホットフラッシュの後に起こるため、まずホットフラッシュを抑えることが重要です。ホメオパシーでは、ラケシス、セレニウム、ベラドンナといった薬剤がホットフラッシュを軽減し、結果として冷え性フラッシュの予防にも効果があるとされています。
ラケシス(Lachesis Mutus)
ラケシスはブッシュマスター蛇の毒を極度に希釈したものです。市販は「Lachesis 12X」などの形で提供され、液体や舌下錠で服用します。最も希釈された形であれば副作用はほとんどありませんが、高濃度では出血や麻痺、最悪の場合は致死的になる恐れがあります。一般的な用法は、舌下で溶かすペレットを1回3~6粒、1日3~4回服用することです。
セレニウム
セレニウムはビタミンEと協働し、抗酸化作用で「抗老化」効果が期待できるミネラルです。更年期・閉経期のホットフラッシュ緩和に有効とされ、1日1回200マイクログラムの摂取で副作用なく効果が得られます。ホットフラッシュの抑制に加え、冷え性フラッシュの予防にも役立ちます。
ベラドンナ(Belladonna)
ベラドンナは急激に現れるホットフラッシュや夜間の発汗、顔面紅潮、片側性の頭痛に対して用いられます。舌下錠として販売されており、1回4錠を1日4回服用することでホットフラッシュを抑え、結果的に冷え性フラッシュの発生を防ぎます。
