黄色ブドウ球菌はどのように人から人へ感染しますか?

直接接触による感染

感染者やその分泌物・体液に直接触れることで、黄色ブドウ球菌は広がります。主な例は以下の通りです。

  • 皮膚と皮膚の接触:創傷や膿瘍を持つ人と触れ合うと感染リスクが高まります。
  • 粘膜への接触:目・鼻・口などの粘膜が、感染者の唾液や鼻汁に触れると菌が体内に侵入します。
  • 性的接触:無防備な性行為でも菌が伝播する可能性があります。

間接接触による感染

汚染された物や表面に触れた後、顔や開いた傷口に触れることで感染します。

  • 個人用品の共有:タオル、カミソリ、歯ブラシなどを感染者と共有すると危険です。
  • 汚染された表面:ドアノブやカウンタートップ、医療機器などに菌が数時間〜数日残存します。触れた手で顔や傷口を触ると感染します。
  • 汚染された食品・飲料:感染者が取り扱った食べ物や、汚染された調理器具に触れた食品を摂取すると感染することがあります。

飛沫感染

感染者が咳やくしゃみをした際に放出される呼吸飛沫を近距離で吸い込むことで、菌が体内に入ります。

フォミート(汚染物)感染

黄色ブドウ球菌は物体表面に長時間生存できます。汚染された物に触れ、手から粘膜や開いた傷口に菌を移すことで感染します。

予防策

手洗いは最も基本的かつ有効な予防法です。石鹸と流水でこまめに手を洗うこと、感染が疑われる場合は医師の指示に従い適切な治療と感染拡大防止策を取ることが重要です。

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