NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)とは?知っておくべきポイント

NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)とは

NSAIDsは、痛み・炎症・発熱を和らげるために用いられる薬剤の総称です。主にシクロオキシゲナーゼ(COX)酵素を阻害し、炎症反応に関与するプロスタグランジンの生成を抑えることで効果を発揮します。

主なNSAIDs

  • イブプロフェン(Advil、Motrin)
  • ナプロキセン(Aleve、Naprosyn)
  • セレコキシブ(Celebrex)
  • ジクロフェナク(Voltaren、Cataflam)
  • インドメタシン(Indocin)
  • メロキシカム(Mobic)
  • ピロキシカム(Feldene)

使用目的

NSAIDsは以下のような症状に広く用いられます。

  • 頭痛、筋肉痛、腰痛、生理痛などの疼痛
  • 関節リウマチ、滑液包炎、腱炎などの炎症性疾患
  • 発熱
  • 風邪やインフルエンザに伴う不快感

主な副作用

一般的に安全とされていますが、次のような副作用が起こることがあります。

  • 胃部不快感(吐き気、嘔吐、下痢)
  • 胸やけ、ガス、膨満感、便秘
  • めまい、眠気、頭痛、発疹
  • 腎機能障害、肝機能障害
  • 心血管系のリスク(心不全、心筋梗塞、脳卒中)

妊娠中の使用

特に妊娠第3トリメスターでは胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため、NSAIDsの使用は避けるべきです。

アルコールとの併用

アルコールと同時に摂取すると胃粘膜への刺激が増し、胃出血のリスクが高まります。

他の薬との相互作用

抗凝固薬、血圧降下薬、利尿薬などと併用すると薬効が変化したり副作用が増強したりします。服用中の薬は必ず医師に伝えましょう。

医師に相談すべき症状

以下の症状が現れたら速やかに受診してください。

  • 激しい腹痛や胃出血(血を吐く、黒いタール状の便)
  • 視覚障害、意識混濁
  • 呼吸困難、胸痛、顔や手足のむくみ

NSAIDの選び方

種類や用量は症状や個人のリスクに応じて選択します。医師と相談し、効果が高く副作用リスクが低い薬を選びましょう。

NSAIDsは痛み・炎症・発熱に有効な薬ですが、副作用や相互作用に注意し、正しく使用することが重要です。

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