水銀などの一部の重金属は皮膚から直接血流に吸収されるのか?
概要
水銀は代表的な重金属で、皮膚に触れるだけでも血流に取り込まれることがあります。吸入や摂取と同様に、皮膚からの吸収も健康被害の原因となります。
皮膚からの吸収メカニズム
水銀は液体、蒸気、エアロゾルの形で存在し、皮膚の毛孔や汗腺を通じて血液中に移行します。皮膚が完全に破れていなくても、特に蒸気状の水銀は吸収しやすいとされています。
主な健康影響
- 皮膚刺激・発疹
- 水疱
- 腎臓障害
- 中枢神経系障害(記憶障害、認知機能低下)
- 重度の場合は致死
応急処置と医療受診のポイント
水銀に触れたら、すぐに石鹸と流水で患部を洗い流しましょう。その後、以下の症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診してください。
- 皮膚の赤みや水疱が続く
- 吐気・嘔吐
- 頭痛、めまい、神経症状
- 尿の色や量の変化(腎機能低下のサイン)
