血液中で酸素を運搬する化合物とは?
ヘモグロビンとは
血液中で酸素を運搬する主な化合物はヘモグロビンです。ヘモグロビンは鉄原子を含むタンパク質分子で、1つの鉄原子につき1分子の酸素(O₂)を結合できます。赤血球の内部に存在し、肺から全身へ酸素を輸送する役割を担っています。
酸素の結合と放出
赤血球が肺胞を通過すると、ヘモグロビンは肺胞内の酸素分子と結合します。酸素と結合したヘモグロビン(酸素化ヘモグロビン)は血流に乗って全身へ運ばれ、組織に到達した際に酸素を放出し、細胞が利用できるようになります。
二酸化炭素の輸送
ヘモグロビンは酸素だけでなく、二酸化炭素の輸送にも関与します。組織で生成された二酸化炭素はヘモグロビンと結合し、カルバミノヘモグロビンという形で肺へ運ばれ、呼気として排出されます。
