血栓チューブとは何か?
血栓チューブの概要
血栓チューブは、血液を採取する際に血液凝固を促す添加剤が含まれたチューブです。血液が凝固すると、血清(液体部分)を赤血球・白血球・血小板から分離でき、検査に使用できます。
主な使用目的
血栓チューブは、全血算(CBC)や基本代謝パネル(BMP)などの一般的な血液検査に頻繁に用いられます。また、血液培養や凝固検査など、より専門的な検査にも使用されます。
検査ごとのチューブ選択
検査の要件に応じて適切な血栓チューブが選ばれます。検査によっては特定のチューブが必須である場合もあれば、どのタイプでも実施可能なものもあります。
代表的な血栓チューブの種類
- 赤トップ(Red‑top)チューブ:添加剤なしで全血を採取します。
- 血清分離チューブ(Serum‑separator):ゲルが内蔵されており、遠心分離時に血清と細胞成分を自動的に分離します。
- EDTAチューブ:抗凝固剤EDTAが含まれ、血液の凝固を防ぎます。
- クエン酸チューブ(Citrate):カルシウムと結合する抗凝固剤が入っており、凝固プロセスを阻害します。
- ヘパリンチューブ:フィブリン形成を抑えるヘパリンが添加されています。
血栓チューブの重要性
適切な血栓チューブを使用することで、血液サンプルの採取・処理が正確に行われ、信頼性の高い検査結果が得られます。
