ラメラ(薄板)とは何か?

生物学的ラメラ(菌類・骨組織)

菌類、特にキノコの傘の裏側にあるヒダは「ラメラ」と呼ばれ、胞子を産む役割を持ちます。

骨組織においては、ラメラはハーベル系と呼ばれる円筒状の構造を形成する、石灰化した骨基質と骨細胞(骨細胞)からなる同心層です。

植物学的ラメラ

植物の葉肉に見られる薄い層もラメラと呼ばれます。葉の内部は、上部の濃密な「棘状葉肉層」と下部の多孔質な「海綿状葉肉層」に分かれ、これらの層間に薄いラメラが存在します。

動物学的ラメラ

二枚貝などの海洋無脊椎動物では、体壁やエラに平坦で突起した内部リッジがあり、これがラメラです。これらは濾過摂食に重要な役割を果たします。

微生物学的ラメラ

細菌やミトコンドリアの内部膜に見られる構造もラメラと呼ばれます。例えば、ミトコンドリア内膜のひだ(クレスタ)は酸化的リン酸化などのエネルギー産生に関与します。

総じて、ラメラは薄く葉状または板状の構造であり、生物体内だけでなく、複合材料やラミネートなどの人工素材でも見られます。

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