カリフォルニア州のネズミ・ラット問題
カリフォルニアの主な齧歯類
カリフォルニアで最も見られる齧歯類は、ノルウェーラット(別名「下水ラット」)と屋根ラットです。どちらも外来種で、州固有の動物ではありません。ノルウェーラットは太く茶色く、建物の基礎や木材の山、草原に巣を作ります。屋根ラットは小型で灰色または白色、耳が長く、屋根裏やキャビネットなど閉ざされた空間を好み、温暖な沿岸部に多く分布します。
都市部での侵入状況
サンディエゴ、ロサンゼルス、サクラメントなど大都市では、アパートやオフィス、地下鉄トンネルなどでラットやネズミを目にすることが珍しくありません。人口密度が高く、ゴミの処理が集中するため、都市部は特に齧歯類の被害が起こりやすい環境です。
郊外での侵入状況
郊外でもラットやネズミの被害は見られます。ノルウェーラットは開けた野原や木材の山といった郊外に適した生息地を好みます。住宅が汚れていたり、食べ物が適切に保管されていなかったりすると、齧歯類が寄り付きやすくなります。
害虫駆除と予防策
カリフォルニア州農薬規制局は、住宅内への侵入を防ぐための具体的な対策を推奨しています。主な予防策は次のとおりです。
- ペットフードは密閉容器に入れて保管する。
- 建物周辺の樹枝や木材は定期的に剪定・除去する。
- 外壁や基礎の隙間をすべて塞ぐ。
駆除に使用できるロジカイドは、ジフェチアロン、ブロマジアロン、ワルファリン、亜亜リン酸亜鉛などがありますが、特に亜亜リン酸亜鉛とワルファリンは他の薬剤より毒性が高いとされています。使用にあたっては、製品ラベルと州の指示に従うことが重要です。
