狂犬病に感染した動物はどのような変化を起こすか
潜伏期
狂犬病ウイルスは神経を通じて増殖し、症状が現れるまで数日から数か月かかります。この期間、動物は外見上は健康に見えることが多いです。
前駆期(初期症状)
不安感やイライラ、落ち着きのなさといった行動変化が見られます。食欲が減退し、普段と違う引っ込み思案な様子を示すことがあります。
凶暴型狂犬病
過剰な興奮、攻撃性、暴力的な行動が顕著になります。水に対する恐怖(恐水症)や飲み込みにくさ、過剰な唾液分泌、異常な鳴き声が見られます。
麻痺型狂犬病
進行性の麻痺が特徴で、筋力低下や協調運動障害が起こります。歩行や立ち上がりが困難になり、最終的に呼吸筋まで麻痺し、呼吸困難で死亡に至ります。
死亡
治療が行われない場合、発症から数日から数週間で致命的になります。狂犬病はほぼ100%致死率です。
狂犬病は人間・動物双方に重大なリスクをもたらすため、早期の診断と迅速な治療が感染拡大防止に不可欠です。
