火蟻(ファイアアント)の刺傷に伴う副作用と対策
副作用
火蟻に刺されると、刺された部位に焼けるようなかゆみが生じ、次第に腫れと赤みが現れます。米国国立医学図書館によると、刺された後最大8日間まで水ぶくれができることがあり、通常は72時間以内に自然に破れますが、かきむしると感染のリスクがあります。水ぶくれが治まると、かさぶたができることもあります。
アレルギー反応
サウスカロライナ州保健環境局の調査では、200人に1人が火蟻刺傷に対する重度のアレルギーを持ち、蕁麻疹や顔面腫脹、呼吸困難、心拍数増加、喉の腫れなどの症状が現れます。これらの症状が出た場合は、直ちに医療機関を受診してください。放置すると致死的になる可能性があります。
治療法
米国国立医学図書館は、アレルギーを起こさない軽症の場合、以下の対処を推奨しています。まず、石鹸と水で患部をよく洗い、強い消毒剤やアルコールは使用しません。その後、タオルで包んだ氷を10分間当て、腫れが引くまで繰り返します。アレルギー反応が疑われる場合は、すぐに毒物管理センターへ連絡するか、救急医療を受けてください。
予防策
オークリッジ国立研究所の報告によると、火蟻は20世紀初頭に米国へ侵入し、現在は南部9州以上で確認されています。赤と黒の種が交配したハイブリッド種も広範囲に分布しています。火蟻は日当たりの良い芝生や畑、牧草地を好むため、南部州で草地を歩く際は、土の盛り上がり(蟻塚)に注意してください。最も効果的な予防は、蟻塚に近づかず、コートや靴で足元を保護することです。
