虫垂炎の原因は?
虫垂炎の主な原因
閉塞(閉じること)
虫垂炎の最も一般的な原因は、虫垂の開口部が何らかの物質で閉塞することです。主な閉塞要因は以下の通りです。
・糞便:硬くなった便や詰まった糞が虫垂口を塞ぎます。便秘や排便回数が少ない人に起こりやすいです。
・腫れたリンパ節:虫垂近傍のリンパ節が腫れると圧迫し、閉塞を引き起こすことがあります。
・寄生虫や蠕虫:稀ですが、寄生虫や蠕虫が虫垂内に入り込み、閉塞を起こすことがあります。
感染
細菌やウイルスの感染により虫垂が炎症を起こし、虫垂炎になることがあります。代表的な病原体は以下です。
・大腸菌(Escherichia coli)
・肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)
・腸球菌(Enterococcus faecalis)
・難梭菌(Bacteroides fragilis)
・腸炎桿菌(Yersinia enterocolitica)
血流不足
虫垂への血液供給が不足すると、組織が炎症・感染しやすくなります。動脈硬化、虫垂のねじれ、周囲組織からの圧迫などが原因です。
その他の要因
虫垂炎は年齢に関係なく起こりますが、10歳から30歳の若年層に多いです。また、遺伝的素因がある人もいます。
