ナンキンムシの種類と特徴

ナンキンムシは人や動物の血を吸う小さな寄生虫で、1日に最大5個の卵を産みます。成虫の長さは約6mm(1/4インチ)ですが、血を吸うと体が膨らみ、通常の約3倍の大きさになります。壁のひび割れや壁紙の裏、寝具の周りに潜んでおり、一部の種類は人間だけでなく鳥やコウモリも吸血します。

一般的なナンキンムシ(Cimex lectularius

家庭内で最もよく見られる種で、世界中のさまざまな気温に適応します。温血動物の血を吸って生き延び、人間にも寄生します。昼間も活動しますが、夜間に人が眠っているときに吸血することが多く、気付かれにくいのが特徴です。

コウモリナンキンムシ(Cimex pipistrellaCimex pilosellus

主にコウモリの血を吸う種で、洞窟やトンネル、樹上などコウモリが生息する場所に生息します。人間への噛みつきはまれで、疾病を媒介することもありません。頭部の稜に長い毛がある点が一般的なナンキンムシと異なります。駆除するには、コウモリ自体を除去する必要があります。

煙突ツバメ・ツバメナンキンムシ(Cimexopsis nyctalisOeciacus vicarius

鳥類の血を吸う種で、ツバメやスウィフトが巣を作る屋根裏、軒下、煙突などに出現します。鳥がいない環境では人間を吸血することがあります。

西アフリカ・南米・肉・家禽ナンキンムシ

Leptocimex bouetiは西アフリカや南米に分布し、主にコウモリの血を吸いますが、人間にも吸血します。Haematosiphon inodoraは肉や家禽を餌とする種で、主に米国で見られます。豚の体表に付着することもありますが、人間への被害は稀です。

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