ナンキンムシに刺されたときの主な反応と対処法
第二次世界大戦前、米国の家庭ではナンキンムシが一般的な害虫でした。戦後、DDT などの殺虫剤の広範な使用により個体数が大幅に減少しましたが、近年は殺虫剤使用の減少とともに再び増加しています。ナンキンムシは主にマットレス内部に潜み、見つけにくいのが特徴です。寝具に異常を感じたら、以下の症状と照らし合わせてみてください。
小さな赤い腫れ(刺痕)
ナンキンムシに刺されると、赤く小さな突起ができ、通常は2〜3個以上が列状に現れます。中心に赤い点はなく、蚤(ノミ)の刺痕とは異なります。1 回の吸血で複数の刺痕ができ、痕は数週間で自然に消えることがあります。
感染
刺痕は強いかゆみを伴い、掻きむしると皮膚が二次感染を起こすことがあります。感染が重症化すると、経口抗生物質が必要になる場合があり、治癒後に瘢痕が残ることもあります。
吐き気
一部の人は刺痕に続いて吐き気を感じることがあります。
アレルギー反応
刺された回数が増えるほど、ナンキンムシの唾液に対するアレルギーが強くなります。以前に刺されたことがある人は、皮膚が炎症を起こしやすく、強いかゆみや赤い膨らみ(膿疱)になることがあります。長期間にわたる大量の刺痕は、激しいかゆみを伴う赤いじんましんへと進行することがあります。
症状が出ない場合
約50%の人は刺痕やかゆみなどの症状が現れず、刺されたことに気付かないことがあります。
