蜂の巣箱の種類と特徴

トップバー式巣箱

トップバー式は材料が少なくて済むシンプルな巣箱です。木材、わら、レンガ、粘土などで作れ、側面がなくトラフ形状の箱です。中央に蜜蜂が自ら巣板を作ります。入口となる穴を1つ以上設け、上部にカバーを付けて雨や日光から守ります。巣板は上部のバーに吊り下げられ、必要に応じて引き出して観察できます。市販品を購入するか、手作りでも簡単に作れます。


ラングストロス式巣箱

ラングストロス式は1853年にラングストロス牧師が提案した、世界中の養蜂家に広く使われている標準型です。フレームと呼ばれる枠組みが箱内に配置され、必要に応じて枠を増やせます。枠は蜂蜜の巣板を保持し、箱(スーパ)は上下に積み重ね可能です。特長は女王蜂用の独立した空間が設けられていることです。これにより女王が卵を産む場所と蜂蜜が混ざらず、収穫が容易になります。


自然巣箱と観察巣箱

自然巣箱は蜂が自ら作る巣です。ミツバチは樹上に、マルハナバチは葉や花に隠れた地下に巣を作ります。自然な巣は多数の連結した巣板から成ります。観察巣箱は、蜂の行動を観察することだけを目的とした透明な箱で、蜂蜜の採取や長期飼育には使いません。持ち運びが可能で、教育現場や研究で活用されます。

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