首の後ろに膿が出るしこりとは何か?
首の後ろに膿が出るしこりの主な原因
・疖(かい)
皮膚の毛穴や皮脂腺に黄色ブドウ球菌などが侵入し、炎症と膿の溜まりが生じます。首の後ろを含む全身に発生しやすいです。
・膿瘍(のうよう)
細菌感染や外傷、異物が原因で組織内に膿がたまる状態です。首の後ろに限らず、体のどこでも起こります。
・嚢胞性ニキビ
毛穴が皮脂や角質、細菌で詰まり、深部に大きな膿胞ができる重症ニキビです。首の後ろにもできやすい部位です。
・蜂窩織炎(ほうかしょくえん)
皮膚とその下の組織が細菌に感染し、赤く腫れ、熱感や疼痛を伴います。発熱や寒気を伴うこともあります。
・皮脂腺嚢胞(皮脂嚢)
皮脂腺が詰まり、角質がたまってできる良性の嚢胞です。炎症が起きると膿が溜まり、しこりとして触知されます。
・化膿性汗腺炎(かのうせいかんせんえん)
アポクリン汗腺が慢性的に炎症を起こし、痛みを伴う赤いしこりができる疾患です。脇や鼠径部だけでなく、首の後ろにも現れます。
・結核(けっかく)
結核菌がリンパ節に感染すると、首の後ろのリンパ節が腫れ、膿がたまることがあります。
・リンパ節感染
ウイルスや細菌によるリンパ節の炎症で、首の後ろに腫れたしこりが形成されます。
首の後ろに膿が出るしこりを感じたら、早めに医師の診察を受けましょう。診察では患部の確認、病歴の聴取、必要に応じて血液検査や画像診断が行われます。原因に応じて抗生物質、切開・排膿、外科手術などの治療が選択されます。
