家庭内で噛む一般的な虫

ベッドバグ

ベッドバグはリンゴの種ほどの大きさで、赤茶色の体色をしています。噛まれた跡は他の虫の刺し痕と似ているため、よく観察してください。赤くかゆみのある斑点が中心に濃い赤い点を伴い、直線やクラスター状に現れる場合はベッドバグが原因です。人によっては症状が出ないこともありますが、激しいかゆみや水ぶくれ、蕁麻疹を起こすこともあります。中古家具の購入や、虫が繁殖しているホテル・寮・病院に宿泊した際に持ち込むことがありますが、清潔さがベッドバグの発生を防ぐ要因ではありません。

ノミ

ペットがノミを持ち込むことが最も一般的です。ノミは動物だけでなく人間にも吸血し、かゆみを伴う小さな赤い点を残します。成虫は主に犬や猫に付着し、卵は毛皮に産み落とされますが、卵は床やカーペット、家具のクッション、寝具に落ちます。卵から孵化した幼虫はカーペット繊維や家具の下、壁際で生活し、蛹になると殺虫剤に強い殻を作ります。そのため、ノミ駆除は家庭だけでなくペットや庭の環境も同時に処理する必要があります。

ウマバエ・シカバエ

一般的なハエは噛みませんが、ウマバエやシカバエは人や大型動物を刺すことがあります。農村部や水辺に近い住宅ではこれらのハエが侵入しやすく、幼虫は淡水の湖や川、池の土壌で成長します。ウマバエはシカバエより大きく暗色で、どちらも大きな複眼が特徴です。噛まれると赤く盛り上がった腫れができ、時に周囲が腫れることもあります。

蚊は室内に侵入して吸血し、痒みを伴う小さな赤い斑点を残します。さらにマラリア、黄熱病、西ナイルウイルスなどの感染症を媒介する危険性があります。蚊の幼虫は湖や川、雨樋の詰まりや小さな水たまりなどの静止水で繁殖します。温暖で湿潤な環境を好みますが、どんな水たまりでも繁殖できるため、屋内外の水の管理が重要です。

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