サソリ毒の作用と影響

サソリは獲物を捕らえ、脅威から身を守り、交尾時に相手を制圧するために毒を使用します。サソリの毒は神経系に作用する毒素を含む複数の化合物から構成され、種ごとに異なる組成です。主な獲物はトカゲ、ネズミ、昆虫ですが、全世界で約1,500種あるサソリのうち約25種は人間に危険なほど強力な毒を持っています。

痛み

サソリに刺されるとまず、蜂に刺されたような激しい痛みが現れます。痛みは通常1時間以内に和らぎ、しびれやチクチク感、圧痛に変わりますが、重症例では胸や背中にまで広がり、全身に緊張感を伴うことがあります。

腫れ

刺された部位の周囲に腫れが生じ、触れると痛みを伴うことが多いです。毒に対するアレルギーがある人や、非常に毒性の高いサソリに刺された場合は、顔や舌、喉まで腫れが広がることがあります。

高度に毒性の強い毒への曝露

アリゾナ州産の樹皮サソリなど、一部のサソリは大量の強毒を注入します。こうした刺傷では発熱、唾液や涙の増加、吐き気・嘔吐、意識障害、痙攣、心拍数や呼吸の変化、最悪の場合は昏睡に至ることがあります。

死亡

致死的な毒を持つサソリに刺された場合、心不全や呼吸不全により死亡することがあります。健康な成人が死亡するケースは稀ですが、幼児や高齢者は特にリスクが高く、速やかな医療処置が必要です。

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