オオバコは昆虫の咬傷緩和に利用されてきた

豊かなハーブ

オオバコは長く細い葉と白い小さな花が特徴で、庭や草原、芝生でよく見かけます。17世紀の薬草学者ニコラ・カルペルは、道端に大量に自生しているためすぐに見つけられると記しています。実際、オオバコは風媒花で繁殖力が強く、鳥や小動物が食べても種子は生き残ります。

葉の利用法

ハーブ療法では、湿らせた葉を咬傷や刺傷の部位に当てて、成分を引き出すとされています。葉が乾いたら新しい葉に替え、1日3~4回繰り返すと効果的です。ペンシルベニア・ダッチはオオバコの汁を昆虫刺傷の治療や潰瘍の回復に使い、乾燥葉を布に入れて虫の巣作りを防いでいました。

軟膏の作り方

葉を細かく刻み、グリセリンで覆うだけで簡単に軟膏が作れます。密閉容器に入れ、暗く涼しい場所で約2週間置きます。その後、患部に直接塗布すれば、虫刺されや炎症、打撲、創傷の緩和に役立ちます。

使用上の注意

どんな薬草でも副作用の可能性があります。オオバコのジュースやお茶は抗炎症・止瀉作用がありますが、リチウムやカルバマゼピンを服用中の方は薬効が低下する恐れがあります。アレルギー反応、胸部の圧迫感、くしゃみ、涙目、種子殻の摂取による消化不良などが報告されています。用量は守り、過剰摂取は避けてください。

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