かゆみをもたらす虫とその対策

虫に刺されると、腫れや赤み、熱感が現れますが、最も不快なのはかゆみです。かゆみを抑えずに掻き続けると、さらに刺激が増し、症状が悪化します。根本的な対策は虫自体を避けることです。

ヒアリ(ファイアアント)

温暖な地域に多く生息し、群れを成して攻撃してくるヒアリは、刺すと強い灼熱感と痒みを伴う刺傷を与えます。刺す際に毒性のある毒液と、他のヒアリを呼び寄せるフェロモンを同時に注入します。

刺されたらすぐに掻かず、アルコールで洗浄し、痒み止めや抗炎症薬で対処しましょう。重曹と水を混ぜたペーストを塗布すると、痛みと炎症が緩和されます。翌日には白い膿胞ができることがありますが、数日で自然に消えます。

予防策としては、ヒアリの生息地へ近づかないことが第一です。作業時はタルクをまぶしたゴム手袋やブーツを着用し、刺されたと感じたらすぐに蚊取りや布で払って毒液の注入を防ぎましょう。

多くの人が経験したことがある蚊の刺し痕は、雌蚊が血を吸うために皮膚に針状の口吻を刺し、唾液を注入することで起こります。これに対する体の免疫反応が、痒み・腫れ・熱感の原因です。

蚊は暗い色の衣服や呼吸で放出される二酸化炭素に引き寄せられます。また、香水や汗、洗剤の匂いにも集まりやすいです。刺されたらカラミンローションや市販の痒み止めを塗布し、数日間は自然に治るのを待ちます。

蚊の発生源は止まった水です。水が溜まる容器や雨樋を定期的に排除し、屋外ではDEET配合の虫除けを使用し、薄い色の服で肌の露出を最小限に抑え、朝夕の活動は控えると効果的です。

ベッドバグ(トコジラミ)

ベッドバグは夜間に活動し、睡眠中の人や動物の血液を吸います。細長い口吻で皮膚を刺し、赤く腫れた痒みのある膨らみができやすく、足首や寝具に露出した部分に多く見られます。

infestations を確認するには、マットレス周辺の黒い排泄物や血痕、卵や殻、茶色の抜け皮、潰れた血で膨らんだ虫の痕跡を探します。ベッドだけでなく、家具や壁の隙間、映画館や病院、オフィス、寮などにも広がります。

予防策としては、路上の家具や中古品を購入する際に細かくチェックし、持ち帰ったらすぐに高温(60℃以上)の乾燥機で処理します。また、寝具は定期的に熱処理や掃除機がけを行い、部屋全体の清潔を保つことが重要です。

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