子どもの一般的な昆虫咬傷と対策

蚊は花の蜜や果実の汁、甘い樹液を好んで吸いますが、血を必要とする雌だけが人を刺します。雌が卵を大量に産むために血を吸うと、皮膚に唾液を注入し、かゆみを伴う赤い斑点ができます。蚊は静止した水たまりに卵を産み、光・温度・二酸化炭素に引き寄せられます。汗や香水、石鹸の匂いも蚊を呼び寄せます。

ミツバチ、スズメバチ、ハチ

ミツバチやスズメバチ、ハチに刺されると、刺された瞬間に鋭い痛みが走ります。赤い腫れとともに、刺し口の白い点が見えることがあります。多くの場合、痛みと腫れは数時間で治まります。刺された部位には局所麻酔クリームや冷却で対処し、腫れがひどい場合は抗ヒスタミン剤を使用します。ミツバチとスズメバチは一度刺すと針を失いますが、スズメバチは繰り返し刺すことができます。蜂にアレルギーがある子どもは、外出時に蜂刺され用の救急キットを常備しましょう。

チャッカー(ツツジダニ)

チャッカーは草地や林の中に生息する微小なダニです。足元や脚に付着し、皮膚に小さな赤い点を残して激しいかゆみを引き起こします。野外で遊ぶ子どもは、ズボンを靴下の上まで上げて履くと被害を減らせます。市販のかゆみ止めクリームやスプレー、氷や酢・重曹のペーストなどで対処できますが、症状が長引く場合は医師に相談してください。

予防と対処法

子どもが昆虫に刺されないようにするには、子ども用の虫除けを肌に塗布し、長袖・長ズボン・靴下を着用させます。ただし、ミツバチや一部の蚊は薄手の衣服を通して刺すことがあります。刺されたらまず氷で数分冷やし、続いてカラミンローションやヒドロコルチゾン軟膏でかゆみを抑えます。重篤なアレルギー反応(呼吸困難、唇や喉の腫れ、めまい、心拍数増加、嘔吐、じんましんなど)が現れたら、直ちに救急医療を受けてください。軽度の長時間続くかゆみには、ベナドリルなどの液体抗ヒスタミン薬を使用すると効果的です。

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