昆虫に刺されたときのアレルギー反応と対策
昆虫刺傷に対するアレルギー反応
昆虫に刺されると、軽い症状から生命に関わる重篤な症状まで、さまざまなアレルギー反応が起こります。ミツバチ、スズメバチ、ハチ、オオスズメバチなどの毒に対して過敏症を示す人は、体の免疫システムが過剰に反応し、以下のような症状が現れます。
軽度のアレルギー反応
- 刺された部位の赤み、腫れ、かゆみ、痛み
- 蕁麻疹(皮膚にできるかゆい膨らみ)
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 顔や唇、舌、喉の軽い腫れ
重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)
- 呼吸困難、喘鳴(ぜんめい)
- 喉の腫れによる嚥下困難
- 心拍数の急上昇
- めまい、失神
- 吐き気・嘔吐
- 意識喪失
重度の症状が現れたら、直ちに救急医療を受けてください。アナフィラキシーはエピネフリン(アドレナリン)注射で迅速に対処できます。
昆虫刺傷を予防するためのポイント
- 花が咲いている場所や果樹、ゴミ置き場など、刺す昆虫が多く集まる場所を避ける
- 長袖・長ズボンなど、露出を最小限にする服装を心がける
- DEET(ジエチルトルエート)配合の虫除けスプレーを使用する
- 屋外での食べ物や飲み物は蓋をして、虫を引き寄せないようにする
- 巣の位置を把握し、近づかないようにする
アレルギーがある人の備え
昆虫刺傷に対するアレルギーが確認されている場合は、エピペンなどのエピネフリン自己注射器を常に携帯し、医師の指示に従って正しく使用できるようにしておきましょう。
