赤潮に汚染された貝が示す症状とは?
赤潮(有害藻類ブルーム)に汚染された二枚貝や巻貝は、摂取した人にさまざまな中毒症状を引き起こすことがあります。以下に代表的な4種類の貝毒と主な症状をまとめました。
麻痺性貝毒(PSP)
- 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの胃腸症状。
- 口や唇、指先、足先のしびれやチクチク感。
- 嚥下(飲み込み)や発声の困難。
- 重症例では筋力低下や麻痺。
健忘性貝毒(ASP)
- 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの胃腸症状。
- 混乱、方向感覚の喪失、短期記憶障害。
- 最近の出来事や身近な人・場所が思い出せない。
- 重症例では昏睡や死亡。
下痢性貝毒(DSP)
- 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの胃腸症状。
- 寒気、発熱、頭痛。
- 脱水症状。
神経毒性貝毒(NSP)
- めまい、混乱、痙攣、呼吸困難などの神経症状。
- 口や唇、指先、足先のしびれやチクチク感。
- 筋力低下や麻痺。
- 重症例では昏睡や死亡。
症状は貝の種類、摂取量、個人の感受性により異なります。赤潮汚染の貝を摂取した疑いがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
