蚊はどのように獲物を探し、刺すのか?
米国には150種以上の蚊が生息し、全50州で見られます。蚊はほぼどんな小さな停滞水でも繁殖でき、マラリア、ウエストナイルウイルス、黄熱病、各種脳炎など多くの疾病を人に伝えることがあります。卵を受精させるために血液が必要なのは雌だけで、雌が人を刺します。
匂い
人は呼吸で酸素を吸い取り、二酸化炭素を排出します。二酸化炭素は空気中に自然に存在しますが、蚊は触角にある受容体でその濃度が高い場所を感知します。蚊は二酸化炭素の流れに沿って獲物を探し、体臭や香水、洗剤、デオドラントなどの匂いで引き寄せられたり、逆に遠ざけられたりします。
熱と視覚
蚊は獲物の体熱も感知します。運動や発汗で体温が上がると、蚊にとって魅力的になります。暗色の服は熱を保持しやすく、蚊に好まれやすいです。一方、淡色の服は熱が逃げやすく、蚊の目に留まりにくくなります。また、蚊は約30フィート(約9メートル)先まで視覚で獲物を捉えることができます。
探査
蚊が皮膚に着地すると、雌は熱と化学物質を調べて刺す部位を選びます。口吻の先端を皮膚に刺し、血管を探ります。血管が見つかると、蚊は唾液を傷口に注入します。この唾液は麻酔作用があり、刺されたことに気付かれにくくします。また、血液が凝固しないよう抗凝固剤も含まれています。
吸血
血管を見つけた蚊は、口吻の内部にあるポンプで血液を吸い上げます。同時に、抗凝固剤や血管拡張剤を傷口に注入し、血流を増加させます。口吻の複雑な構造により、これらの動作を同時に行うことが可能です。蚊の唾液に病原体が含まれている場合、吸血と同時に感染が広がります。
