チガー(ノミダニ)の刺咬と皮膚刺激のメカニズム

チガーとは

チガーはダニの一種で、幼虫(ラルバ)段階のときに人や動物の皮膚を噛み、皮膚の組織を食べます。成虫になると土壌だけを食べるようになります。

チガーの刺咬

チガーは皮膚のしわや折り目など、薄くて柔らかい部分を狙って噛みつきます。その際、唾液を皮膚に注入します。

唾液に含まれる酵素

チガーの唾液には皮膚を分解し液状にする酵素が含まれています。分解された皮膚組織を吸い取るため、血液を吸う他の吸血昆虫とは異なります。

皮膚の反応(スタイロストーム)

チガーの唾液が注入されると、皮膚はその経路に管状の構造物(スタイロストーム)を作ります。この管はチガーにとってストローのような役割を果たし、同時に周囲の皮膚を刺激します。

かゆみと赤い腫れ

スタイロストームが皮膚を刺激することで、赤い膨らみ(膿瘍)ができ、強いかゆみが生じます。かゆみは体が唾液とスタイロストームに対抗する免疫反応の結果です。

症状の持続期間

かゆみは刺咬後すぐに現れ、1〜2日間続くことが多いです。スタイロストームが完全に吸収され、膨らみが消えるまでには約1週間から10日程度かかります。

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