海ウニ(ウニ)に刺されたときの治療法
海ウニは、棘(とげ)とペディケラリアと呼ばれるはさみ状の構造の二つで、刺す・噛むことで毒を注入します。刺傷や噛み傷は通常致命的ではありませんが、早期の適切な処置が感染や重篤な症状を防ぎます。
ダメージの可能性
- 海ウニの刺傷や噛み傷は稀にアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。胸痛や呼吸困難が現れたら直ちに医療機関へ。
- 棘が関節に埋まると重度の感染や潰瘍を生じ、放置するとしびれや灼熱感、激しい痛み、さらには麻痺に至ることがあります。
初期治療
- 自己処置で棘を除去しようとすると皮膚内で折れ、さらに深く残る恐れがあります。必ず医師の診察を受け、皮膚の変色や触感で埋没棘を特定し、慎重に除去してもらいましょう。
- ペディケラリアが皮下に残っている場合も、毒素の注入が続くため、医師に安全に抜いてもらう必要があります。
その他の治療
- 医師はまず患部を温水に浸し、痛みを緩和します。その後、石鹸と水で十分に洗浄し、毒素を除去します。
- 深く埋まった棘は外科的に除去することがあります。破傷風予防のため、破傷風ワクチン接種が行われることもあります。
投薬
- 症状緩和のためにステロイド系薬剤が処方されます。ヒドロコルチゾンは炎症を抑え、プレドニゾンはアレルギー反応を抑制します。
- 痛み止めとしてイブプロフェンなどの市販薬が使用されますが、症状が強い場合は医師が強力な鎮痛薬を処方します。
フォローアップケア
- 小さな棘は酢や酢を含んだ湿布で溶解させることができます。温湿布は痛みの緩和に有効です。
- 化膿や赤み・腫れが見られた場合は抗生物質が処方されます。感染兆候がある場合は速やかに医師に相談してください。
