ブラックウィドウに噛まれたらどうなるか
ブラックウィドウの概要
雌のブラックウィドウは体長約3.8cm(約1.5インチ)で、全身が黒く、腹部に赤い砂時計形の模様があります。雄は雌に比べてはるかに小さく、毒性はありません。雌は暗く人の手が届きにくい場所、例えば地下室、物置、岩や木材の下などに巣を作ります。
症状
ブラックウィドウは自衛のためにのみ噛みます。噛まれると、二本の牙から毒が注入され、皮膚に小さな赤い点が2つ見えることがあります。刺すような鋭い痛みを感じることもあれば、最初は気付かないこともあります。時間が経つと毒が全身に回り、腹痛やけいれん、吐き気、発熱、発汗、血圧上昇、呼吸困難などの症状が現れます。
治療法
ブラックウィドウに噛まれた疑いがある場合は、すぐに医師に連絡するか救急外来へ行きましょう。氷で冷やすと痛みと腫れが和らぎます。可能であれば、蜘蛛を捕まえて瓶などに入れ、医師に確認してもらうと診断がスムーズです。医師は抗毒素や鎮痛剤を投与し、症状に応じて経過観察を行います。既往症がある場合は入院が必要になることがあります。
予後
ほとんどの場合、数日で症状は改善し、軽い痛みや違和感は2〜3週間続くことがあります。致命的なケースは極めて稀で、特に幼児、高齢者、免疫力が低下している人が危険です。
予防策
ブラックウィドウに噛まれないための対策は、まず巣を作りやすい環境を排除することです。作業時は手袋や長袖を着用し、暗く人があまり立ち入らない場所をチェックします。夜間は懐中電灯を使い、屋外の木材や石の山を整理し、室内は定期的に掃除機でクモの巣や卵を除去しましょう。市販の殺虫剤を使用するか、専門業者に依頼して強力な薬剤で処置することも有効です。
