子宮頸がんの見つけ方

子宮頸がんは、子宮の下部(子宮頸部)に異常な細胞増殖が起こることで発生します。世界では年間約12万8千件が診断され、女性が罹患するがん全体の約6%を占めます。早期に発見すれば治癒率はほぼ100%です。最も一般的で効果的な検査はパップスミア(子宮頸部細胞診)で、1940年代に導入されて以来、死亡率は約75%低下しました。

子宮頸がんの種類

主に以下の3種類があります。

  • 扁平上皮がん(Squamous cell carcinoma)― 子宮頸部の表面細胞から発生し、最も頻度が高い。
  • 腺がん(Adenocarcinoma)― 粘液を分泌する腺細胞から発生。
  • 混合がん(Mixed carcinoma)― 上記2型が混在したもの。

手術療法

手術はがんが局所に留まっている段階で有効です。主な手術法はレーザー手術、凍結手術、円錐切除(コニゼーション)およびLEEP(ループ電気切除術)です。これらの手術による生存率は85~90%と報告されています。

子宮全摘出術(子宮摘出)

がんが子宮頸部を超えて広がった場合に行われます。

  • 単純子宮摘出術:子宮と子宮頸部のみを除去。
  • 根治的子宮摘出術:子宮、子宮頸部、子宮周囲組織、卵巣、卵管、上部膣および近くのリンパ節まで広範囲に除去します。

放射線療法

高エネルギーX線を用いてがん細胞を破壊します。外部ビーム放射線と体内埋め込み放射線(ブレーカースト)があります。

化学療法

がんが子宮頸部以外に転移した場合や、他の治療後に再発した場合に使用されます。薬剤は静脈投与または経口投与で血流に入り、がん細胞を攻撃します。

早期に発見し適切な治療を受ければ、子宮頸がんはほぼ完治可能です。定期的な検診と医師との相談が重要です。