子宮頸部異形成・侵食の治療法は?

子宮頸部の異形成や浸食の治療は、病変の重症度や患者さんの年齢・将来の妊娠希望などに応じて選択されます。主な治療法は以下の通りです。

1. 経過観察

軽度の異形成はすぐに手術を行わず、定期的な子宮頸部細胞診(パップスミア)や診察で経過を観察します。

2. クライオセラピー(凍結療法)

液体窒素を用いて異常組織を凍結・破壊する方法です。軽度〜中等度の異形成に適しています。

3. LEEP(ループ電気外科的切除)

電流を流した細いループで異常組織を切除します。中等度〜高度の異形成に広く用いられます。

4. レーザー治療

高出力レーザーで異常組織を蒸散・切除する方法です。LEEPと同様に中等度以上の病変に適応します。

5. 円錐切除(コーンバイオプシー)

円錐形に切り取った組織を取り出し、診断・治療を行います。特に高度の異形成や癌の疑いがある場合に選択されます。

6. アブレーション療法

高周波、マイクロ波、化学カータライズなどで異常組織を焼灼します。

7. 子宮全摘出(子宮摘出術)

重度の異形成や子宮頸がんが疑われる場合の最終手段です。妊娠を希望しない、他の治療が効果を示さない場合に検討されます。

最適な治療は、病変の範囲・患者さんの年齢・将来の妊娠計画、担当医の経験などを総合的に判断して決定されます。必ず専門医と相談し、正確な診断と個別の治療方針を決めましょう。

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