子宮頸がんのステージング方法
子宮頸がんのステージング手順
子宮頸がんは30歳以上の女性に多く見られ、婦人科での定期検診で発見されることが一般的です。異常な膣出血や分泌物、性交時の痛みなどの症状にも注意が必要です。診断が確定したら、がんの進行度に応じてステージ(段階)を付けます。
ステップ 1: 診断検査の実施
がんの有無と転移の程度を把握するために、以下の検査を行います。
- 組織検査(生検) – がん組織のサンプルを採取
- 膀胱鏡・直腸鏡検査 – カテーテルを挿入し内部を観察
- CTスキャン – 骨盤部の画像でがんの広がりを確認
- 血液検査 – がんマーカーを測定
- 静脈尿路造影 – 造影剤を使用したX線撮影でがんを可視化
ステップ 2: ステージング基準の理解
米国がん協会が採用している国際婦人科・産科連合(FIGO)分類に基づき、検査結果だけでがんのステージが決定されます。後続の検査で実際の進行度が変わっても、最初に付けたステージが公式の評価となります。
ステップ 3: がんのステージを付ける
がんの進行度に応じて、0 から IV までのステージに分類します。
- ステージ 0: がんが子宮頸部の表面に限局している。
- ステージ I: 子宮頸部の内部組織に浸潤しているが、他部位には広がっていない。
- ステージ II: 周囲組織(上部膣など)へ浸潤している。
- ステージ III: 下部膣または骨盤壁に広がっている。
- ステージ IV: 他のリンパ節や遠隔臓器へ転移している。
